2008年11月22日土曜日

Run&Walk au

機種変更したフルチェンケータイreは、Run&Walkに対応している。
自分で選択した仮想的なトレーナーの指示に従いながら走る(もしくは歩く)か、コースを選んで走る、または自由に走る、の3つ使い方ができる。アプリをONしながら走るとGPSにより走ったルートが携帯に記録され、アプリOFF時にサーバーへ送信される。サーバーのデータは過去の物も含めてPCからも見る事ができ、距離や速度といった自分の走った成果を評価できるところが優れている。特に走ったルートの高低差が判るのは、体への過剰な負荷の有無を客観的に判断できるのでうれしい。また今全国で走っている人数が何人か判るのも面白い。何となく自分以外も頑張っているのだと仲間が居るようで励まされる。ちなみに朝は300人位,深夜2時でも10人位が走っており、現代日本の生活パタンの多様さが見られる。
自転車モードもあるが、ルートをナビしながら記録はできない。つまりカーナビとしては使えない。散策しながら自転車に乗る事が多いので残念である。ただしASCII.jpにポーラルRS800CX Multiなどの自転車GPSの紹介記事があるが、これらは値段も高いし素人的には脈拍などを記録する必要が無いのでRun&Walkで十分だと思う。(精度面の比較情報が欲しいが…)
使っていて、一つ面白い現象があった。アプリON後、いったん自宅に帰った場合、アプリを途中で休憩モードにしても走行記録が取られていた。後で見てみると走行時間が300分を超えており、自宅に居たはずなのに300メートルの範囲でウロウロしていた。たぶんGPSの誤差が見かけ上の移動しているように見せていたものと思える。
音楽を聞きながら記録できるが、車や自転車など、他の交通には十分気を付ける必要がある。

2008年11月21日金曜日

対カタール戦 2010W杯アジア予選戦

U19のワールドユース行きが潰えて代表に関しては意気消沈していたのだが、それを忘れさせてくれる快勝だった。

気温が低かった事、良い時間帯に得点を積み重ねられた事、故障者の続出で逆に守備意識が高まった事など全てがうまく廻り、岡田監督になってからのベストゲームだった。

試合の中では目についた選手一人を挙げるならば、長谷部か。良いポジショニングで中盤を支配し、遠藤を意識しながら攻撃に参加していたと思う。

いつもどんな相手でもこのようなゲームをしてもらえれば、応援する人間は満足できる。もっとも日本に良い試合をさせてしまったということは、カタールがそれだけの力しか持っていなかったという事なのかもしれないが。

2008年11月20日木曜日

シュウマイの混ぜご飯 はなまるマーケット

はなまるの総集編でやっていたシュウマイ混ぜご飯、やっくんが〆に最適(何の?)と絶賛していたので、それからずっと食べたかった。

スーパーに買い物へ行ったら、混ぜご飯の材料のザーサイが安く売っていたのでこの混ぜご飯を思い出し、夕飯に試してみた。シュウマイは少しもったいないが貰い物の崎陽軒のものを使った。

あまりザーサイの味はしないで、シュウマイの味ばかりした。今度作る事があれば、シュウマイはもっと細かく刻んで、ザーサイは多くしたら良いかなと思った。ちなみに奥さんにはB級グルメと言われてしまった。。。


<材料>(2人分)
  ご飯・・・2膳分
  シュウマイ・・・8個
  ザーサイ・・・50g
  万能ネギ・・・1/3束
  ゴマ油・・・小さじ2

<作り方>
1)シュウマイは1個を8等分に切る。ラップをかけて電子レンジで温める。
2)ザーサイは細切り、万能ネギは小口切りにする。
  温かいご飯に、1と2、ゴマ油を加えて混ぜ合わせる。
  ※お好みでラー油(適量)を加えても良い。

2008年11月19日水曜日

CO2吸収する岩石発見 米コロンビア大チーム

朝日新聞によれば米コロンビア大の研究チームが「かんらん石」に地下水中のCO2を吸収する性質が有る事を発見したということだ。この性質はCSS(Carbon Dioxide Capture and Storage, 二酸化炭素回収貯留)に応用可能なことがニュースであるようだ。
CO2を高効率で吸収する岩石、応用の可能性 米大研究(朝日新聞、2008年11月17日)


【ワシントン=勝田敏彦】温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)を高い効率で吸収する岩石が世界各地にあり、地球温暖化対策のCO2地下貯留(CCS)技術に応用できる可能性があることを、米コロンビア大の研究チームが突き止めた。米科学アカデミー紀要に論文を発表した。
 この岩石は「かんらん岩」。CO2を吸収して石灰岩などに変わる性質がある。だが、地殻変動で地表に露出して空気と接触した場合に限られると考えられていた。
 ところが、同チームが中東オマーンで道路工事で掘り出された石灰岩の仲間を分析したところ、かんらん岩が地下水に溶け込んでいたCO2を吸収してできていた。
 この結果、空気に直接接触していないかんらん岩もCO2の吸収に使える可能性がある。チームは「地表近くのかんらん岩をボーリングし、CO2を溶かした水を注入すれば、低コストのCCS実現につながる」としている。温水を使えば、吸収効率はかなり高まるという。
 かんらん岩は普通、地下20キロ程度より深いところにあるが、オマーン、パプアニューギニア、ギリシャ沿岸部などでは地表近くにも多くある。
 ただ、CCS実現にはCO2パイプラインの敷設なども必要で、技術的課題は多いとみられる。

CSSは、温暖化の原因となる大気中の過剰なCO2を地下もしくは水中へ貯留すること。主に海水や専用の溶液へ吸収させたり、プラントで化学変化を起こして貯蔵しやすい他の物質に変化させる方法、高圧をかけてハイドレートにするような方法が考えられており、今回発見されたような地中に多量に存在する固体と化合させて固定する着眼点は新しい。

この記事では技術的課題として、CO2発生源の工場などから「かんらん石」がある場所までパイプラインを引くことがあるとしている。しかしCO2の輸送は他の貯留方法でも同様であり、排出場所の近くにかんらん石が多量にあるなどコスト的に有利だと判断されたら、このかんらん石を使う方法は有望視されるだろう。しかし、かんらん石を使う方法の問題点は他にあるはずである。

ふと思いつく疑問はかんらん石が石灰岩に変化する事で起こる体積と重量の変化である。体積が大きくなれば、地表に歪が発生する。上方へ盛り上がるのは見た目ですぐわかり、水の流れが変わる位で人の生活への影響は少ないと思うが、水平方向の膨張は地が裂ける様で怖い。効率良く吸収できる分、重量も増える。地表に重い物が載れば、周囲との重力分布も変わる。結果的に体積と重量の変化は地震を起こしたりしないのだろうか?

中国四川省の大地震の原因が新たに建設された巨大ダムの重量だったとの指摘もある。影響を見極めての実用化が望まれる。

身売り Transmeta

各種報道によると米Transmeta(トランスメタ)社がNovafora社に身売りするとのこと。
売却価格は意外に高く、2億5千万ドル。特許など独自技術が評価されているのか。

日本でもCrusoeプロセッサで話題を振りまいたTransmetaだが、かく言う僕もCassiopea FIVA 205を持っている。さすがに現役ではなく押し入れで眠っているが、つい最近もLinuxを入れてみたり(でもモッサリ)、スピードアップのためHPのタブレットPC用のCMSを無理矢理入れてみようとしたり(出来なかった)、Windows MEに戻してみたり(やっぱりモッサリ)、いろいろ楽しめる。そのうちNetbookを購入する予定のため、全く出番は無くなるだろうが。

CMSを改良することで性能がアップするという幻想があり、リリースされる予定も無いCMSのバージョンアップを待ち続けた。よく考えれば、PCメーカーが運用上の問題ありありのCMSアップデートを行うなどやる訳が無い。この会社、Linus Torvaldsが在籍してCrusoeネイティブのLinuxの開発を行っていたはずだが、その後この話題もフェードアウト

アイデア倒れといえばそれまでだが、新しいアーキテクチャを求めている人々やIntel嫌いを興奮させた技術を持つ会社が無くなると言う事で、少し感傷的になってしまう。

2008年11月18日火曜日

最終バスが出たあとは…〜廃止ラッシュ 地域の足を守れ〜 クローズアップ現代/NHK

新聞のテレビ番組欄では「バス廃止急増・地域の足は?」というタイトルで、奥さんの田舎もバスの減便が噂されているので久しぶりにクローズアップ現代を見てみた。
「路線バス廃止が急増しています。自治体の財政難や燃料費高騰が直撃しているためです。バス廃止後の厳しい現実と、ワゴン車を使って地域の足を守る取り組みなどを追います。【出演】国谷裕子,首都大学東京大学院教授…秋山哲男」(Yahoo!テレビ)
都市部はバスや電車などの公共交通機関があるため、移動に関する問題は少ない。地方に行くと公共交通機関は少なくなり、自動車を持たない人は不便を感じる。

実感から言っても、地方では人口が減少しているためバスや電車の利用者は少なくなる傾向にある。ある限界点を超えれば、ただでさえ少ない便数が減らされ、不便が増してさらに利用者が減ると言う悪循環が発生する。また、高齢化も同時に進んでいるため免許返上の人口比も多くなり、自家用車を持たない世帯も増える。

奥さんの実家では始めから車が無く、何かあった場合は公共交通機関に頼るか、それが無理な状態の場合は隣近所にお願いして車を出してもらうかしていた。バスなどの便数は限られており、タクシーを使うと1万円かかり、人に頼むと恩義が積み重なりすぎる。この不便さについては後日別にエントリーを立てて滔々と述べたいと思う。(つまり愚痴ると言う事だ)

この番組を見て気がついたことが一つある。コミュニティーバスと呼ばれるワゴン車の走らせ方にあまりITによる自動化が用いられていない事だ。コミュニティーバスは乗り降り自由で、利用者が電話で呼び出して地域の中心部へ乗せて行ってもらう。所謂デマンド方式のバスは、地元の主婦がオペレーターとなり、オペレータが思いついた最短ルートで利用者をピックアップしながら中心部へ向けて走る。オペレータが慣れていなかったりすると、到着までの当然時間がかかり効率良い運行が出来なくなる。

今の時点で巧く行っているのならば必ずしも自動化しなくても良いのかもしれないが、この最短ルートの探索って定員と時間制限有りのセールスマン巡回問題なのでは?Google MapのAPIと利用者のデータベースに加えてちょっとしたWebアプリケーションがあれば、即解決のような…

Webアプリ開発等が趣味の好事家の方、近所ならぬ遠所の底力で効率化をお手伝いしてはいかがか?

2008年11月17日月曜日

クリスマス型抜きクッキー 無印良品

無印週間、近くの無印良品へ行った。
子供がお菓子を作りたいということで、「自分で作るクリスマス型抜きクッキー(578円、20個分)」を購入し、早速作ってみた。

一箱買うだけで、プレーンとココアの生地、人とツリーの型、白赤黒3色(砂糖、イチゴ、ココア)のアイシングでクッキーが作れる。好き勝手に作れるところが良いが、初めてやったアイシングが面倒で、作ったクッキー半数で飾り付けは終わり。焼きすぎて白いクッキーが茶色くなるというトラブルがあったが、結構楽しめた。袋とモールが付いているので、作ったらちょっとしたプレゼントになるところも○

2008年11月16日日曜日

みんなのPython 柴田淳/ソフトバンククリエーティブ

Google App Engineを使ってみたくなった。
調べるとPythonでアプリを書かなくてはならない。
Webアプリ開発言語としてPerlやRubyなどは使った事はあるが、Pythonはまだない。
で、図書館で「みんなのPython」という本を借りてきたが、なかなか良い本だった。

表紙に「インデントの世界へようこそ!」と書かれており、何の事かと思ったが、Pythonではインデントがブロックになることが、中身を読んでわかった。他の言語では括弧で区切るけど、Pythonは見た目が勝負になるのは、人が書く物としては合理的で納得。少しPythonを好きになる。

リストやLambda式、名前空間はLispやSchemeの様だし、無理にオブジェクト指向しなくても良いスクリプト言語というところはRubyやPerlと同類のにおいがする。なんにしても、ガベコレしてくれるスクリプト言語は良いな〜(反面怖い事がありそうだけど)

Pythonの言語としての筋は良さそうだし、Pythonが使われるケースは多そうなので、今回まじめに使ってみようかなと思った。そういえば10年位前に先輩がPythonの勉強会に誘ってくれたけど、断ったんだ。思い返すともったいない!



2006年の執筆のため、若干中身は古いのかもしれないが、言語の骨幹ってそんなに変わる物ではないので、古本でも見かけたら即購入しても良いと思っている。この本、プログラミングの教科書にはならないが、言語のリファレンスとしては必要十分。他の言語から流れてきた方には特にお勧め。使えるモジュールの全容が俯瞰できるような説明が有ると良かった。