2008年11月3日月曜日

ナビスコカップ優勝 大分トリニータ

一昨日の話だが、ナビスコカップで大分トリニータが優勝した。

朝日新聞のコラムで潮智史が伝えるように、大分のサッカーは堅守速攻で消極的、おもしろみに欠ける。しかし、低予算で戦わなくてはならない大分の立ち位置を考えれば、結果が伴っている以上、この言われ様は褒め言葉だろう。

僕が言いたかったのは、Jリーグも16年目になると深みが出る物だなということ。
海外リーグばかりが好きなサッカーファン(いわゆる海外廚)もこの試合を見て、Jリーグも面白くなってきている事を知って欲しかった。

J2からの昇格チームは大分を見習えば、残留どころか台風の目にもなれることを知った。すべてのチームが守備的になるかといえば、そうはならないだろう。一方、堅くて鋭い大分に勝つために、優勝を目指して負ける事の許されない浦和のようなクラブは、個人の技術も戦術も、持つ限りの力を出し切らなければならない。そして、上位チームだろうが下位チームだろうが、クラブの運営に思想が必要となるというのは、試合にも面白みを加える。

だから僕たちは深みを増すため、そして淀みに変えないように応援しなくてはならない。

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