2009年2月6日金曜日

PASリチウムL、PAS CITY-S リチウムL、PASリチウムT ヤマハ発動機

ヤマハ発動機が電動アシスト自転車(ヤマハの言い方では電動ハイブリッド自転車)の新製品を発表した。

特徴は、
  • 大容量バッテリー
  • きめ細やかなアシスト力の制御
  • 道路交通法の改正に対応
である。

3番目について詳しく書くと、以下の文のように、いままでよりもアシスト力が上がることになる。
道路交通法施行規則第一条の三により人力と動力の補助の比率は最大1対1(50%、走行速度が時速15km未満のとき)となっている。また時速15km以上時速24km未満の速度では、速くなるにつれ補助比率が下がり、時速24km以上では補助はなくなる。
なお、2008(平成20)年12月1日より、この補助(アシスト)比率が緩和され、人力と動力の補助の比率が最大1対2(約66%、走行速度が時速 10km未満のとき)、時速10km以上時速24km未満の速度では、速くなるにつれ補助比率が下がり、時速24km以上では補助はなくなる。(Wikipedia 電動アシスト自転車 より)
アシスト力アップは、基本的には低速時に大いに効くため、信号待ちからの発進や坂道を上る際のふらつき防止に役立つため、脚力の弱い高齢者や荷物や子どもを乗せる人には福音であろう。最高速関して言えば、24Km/h以上でアシストが無くなるのは同じであるが、今まで電動アシスト自転車に乗りながらも、漕ぐ力が不足して24km/h未満でしか走れなかった人でも、このPASヘ買い替えれば最高速が上がってしまうことになる。


エコな自転車普及のためには、電動アシスト自転車の高性能化は望ましい。一方で、歩道を未だに走る危険なママチャリ軍団に、さらにスピードが速い電動アシスト自転車が加わらないように購入者への交通安全教育を希望する。

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