2008年10月23日木曜日

PowerBook 100 アップル

私のマック歴は20年。SE30から始まり、PowerMac9500、大福iMac、そして現有のIntel iMacとつながる。その中で1台だけポータブル機器が混じっている。それが表題のPowerBook 100である。

なぜ今時こんなエントリーを書くかと言うと、Gizmode Japanにて「懐かしのPowerBook、最初のCM(動画)」なる記事が掲載されていたのに触発されたのである。おう、俺も持っていたぞ!と叫びたくなったのである。

実は自分はそれほどこのマシンが名機だとは感じていなかった。巷では意外と評価が良いのだなと驚いたのだ。元記事が米国のライターのためかとも思う。なぜならばこのマシンは今のノートPCから比べると重いのだ。バッテリーは鉛蓄電池で使用時間が短いにも関わらず重い。ネットワークは後付けの電話モデムのみ(Etherカードも有ったのかもしれないが、自分は持っていなかった)。今の基準からすると、使い勝手は悪かったが、それ以前と比べると劇的な変化(特に米国産としては)だったに違いない。ソニーの製造というところも面白みがある。

このPowerBook100だが一度だけイギリスへの出張に持って行った事がある。腕力のあるアメリカ人ならば機内持ち込みのアタッシュケースにでも詰めていくのだろうが、日本人の僕はウレタンフォームにぐるぐる巻きにしてスーツケースに入れた。海外からのメール初体験機ということで懐かしいが、メールだけのために良くぞ持って行った。

漢字Talkが消え去った後はFreeBSDでもインストールしようとしたが、CPUが仮想記憶をサポートしないMC68000ということで却下。今は押し入れの奥に眠っているはず。

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