2008年10月24日金曜日

あす楽 楽天

知らなかったのだが、楽天は今年6月から生鮮食料品などの翌日配送を初めていた。
食料品以外は
お急ぎ便のあるアマゾンが先輩だが、生鮮食料品に関して言えば先日紹介したアマゾンの「食品&飲料ストア」に先んずる事、4ヶ月前である。

楽天では各店舗が独自に発送と配送方法を決めてきたため、注文から到着まで数日以上要することが普通であった。食料品等は店舗への入荷にさらに数日かかることがあるため、2週間先となるようなことも多い。しかし、あす楽では楽天が配送に一定のルールを設けて翌日配送を実現しているようである。たぶん宅配業者へも楽天から何らかの働きかけをしていると思う。

ITproによると今回、翌日配送の品目を増やして「あす楽」と銘打ったサービスとした。
翌日(即日)配送に関して言えば、自前倉庫からの発送となるアマゾンは中央集権的で、各店舗からの発送となる楽天は地方分権的である。中央集権的なほうが効率が良く(アマゾンの)儲けは大きくなるが、生鮮品の発送を考えたら地方分権的でなくては不可能である。そのかわり、在庫の見積もりなどは各店舗の頑張りが必要になる。

結局、あす楽は生鮮食料品が重要品目で、三木谷社長のコメントどおりライバルはスーパなのかもしれない。当面の相手は生協宅配やOisixあるいはネットスーパー、品目増加と配送料低下が見込めた時点で実店舗のスーパーのシェアに食い込み始めるのでは?なお現時点で生鮮食料品をOisixなど同業他社に頼っているアマゾンの分は悪い。

僕としては、何でもかんでも宅配というのはエコでは無いので、ほどほどになどと考えてしまう。そこらじゃちょっと手に入らない物はネットで注文して、低配送料(=エコ)で近くのコンビニやスーパで受け取れるぐらいのシステムとかどうだろうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿